自動運転機能をアウトソースする新発想でマイクロモビリティの自動運転を実現する
現代社会において、脱炭素社会の実現やラストワンマイルの移動課題の解決が求められており、その中でマイクロモビリティの重要性が増しています。しかし、マイクロモビリティは小型であるがゆえに死角が発生しやすく、安全性の確保が難しいという課題があります。さらに、多数のセンサーを搭載することでコストが増加し、普及の妨げとなる懸念もあります。これらの課題を解決するため、インフラ側にセンサーと自動運転機能を設置し、リアルタイムでデータを統合・分析する新しいアプローチを採用しました。
今回の研究では実用化に向けて通信や処理の遅延を最小化し、歩道通行者と同じ環境で走行する技術を目指します。
