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株式会社Nocnum

  • 2024
株式会社Nocnum

ノックナムは未処理排水とそれを起因とする社会課題の解決を目的に、オンサイト排水処理設備の開発・その管理技術の開発を行う。
国内事業ではオンサイト排水処理設備の一つである、「浄化槽」の状態を遠隔で監視できる水質IoTセンサーとそれに付随する浄化槽管理ソフトウェアを開発している。創業前からIoTセンサーの開発及び実証実験を実施しており、現在は製品化のために邁進中。

研究テーマ

浄化槽の遠隔監視でインフラの管理を効率化

浄化槽の遠隔監視でインフラの管理を効率化

浄化槽専用遠隔監視IoTセンサーと台帳機能ソフトウェアの開発及び、それらの社会実装による排水インフラ管理の効率化の検証

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2024年度の研究成果に対する評価

審査委員の評価

<Good Points>
遠隔管理IoTセンサーの生産及び設置の検証を行い、基本的な構造や通信規格を決定し、実運用に関する機能検証を実施した点が評価できる。
<Next Challenges>
センサー自体の耐久性、耐用年数、取り換え時の経済性について示す必要がある。また、事業化に向けた市場規模の明確化及びその市場規模拡大のための将来性の検討をする必要がある。

ICT-SUL業務実施機関の評価(研究成果に対する講評)

<Good Points>
高度経済成長期における社会インフラの耐用年数が超過する中、潜在ニーズが大きいと考えられる他。実際にセンサーの運用を始め、自治体との連携や改善ポイントのヒアリングを行う等、実用化に向けて前進している点が評価できる。
<Next Challenges>
当面の運用資金の確保等、事業化に向けた取組に注力する必要がある。また、事業化にあたって組織体制の構築や知的財産権の申請等も必要である。

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