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DeepEyeVision株式会社

  • 2024
DeepEyeVision株式会社

目からはじまる健康
目は透明な臓器ですから、目の裏側――「眼底」にある、全身とつながった神経や血管を、直接、見ることが出来ます。
それゆえ、身体をメスで傷つけず、「眼底写真」に写った神経や血管を診ることで、糖尿病や高血圧といった全身疾患の早期発見が可能です。
DeepEyeVisionは、この「眼底写真」が持つ可能性に注目し、様々な医療現場で容易に診療に活用されるには、「画像診断支援AI」が必要だと考えました。
私たちはこの医療AIの開発を通じて、眼科はもとより、全身疾患に関する医療の質の向上に貢献していきたいと考えています。

研究テーマ

~世界から「失明」という言葉を無くすために、眼科領域におけるAI医療機器プログラムSaMDを社会実装~

 ~世界から「失明」という言葉を無くすために、眼科領域におけるAI医療機器プログラムSaMDを社会実装~

詳しくは、STARTUP LEAGUE WEBサイトへ
STARTUP LEAGUE WEBサイト
2024年度の研究成果に対する評価

審査委員の評価

<Good Points>
OCT画像から3次元AIにより視野を即時推測するシステムを開発し、検査時間短縮と診断精度向上を達成した点が評価できる。
<Next Challenges>
製品及び事業としての戦略策定の必要がある。

ICT-SUL業務実施機関の評価(研究成果に対する講評)

<Good Points>
大規模言語モデル(LLM)による眼底読影所見の自動生成機能構築や実際に検査時間短縮と診断精度向上を達成しており、技術的な進歩を達成した点が評価できる。
また、自治体との協業の検討や山梨県の実証実験導入先支援プログラムに応募する等、各所との連携を図り、研究を推進させようとしている点も評価できる。
<Next Challenges>
どのOCT機器を使用している医療機関から導入するかの選別や、開業年数をベースにしたターゲット選定等、事業化に向けた検討をより推進する必要がある。
また、認証取得後を見据えて、学会以外の医療関係者向けセミナーや共同研究先拡大などの、先を見据えたアクションが必要である。

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