研究テーマ
犯罪予測AIとロボット警備の実用化に関する研究開発
犯罪予測AI とロボット警備の実用化を目標とし、警察向け犯罪予測ソリューションの高度化と、ロボット警備に必要なサーバーサイド・API開発を実施する。
詳しくは、STARTUP LEAGUE WEBサイトへ
採択者
株式会社Singular Perturbations
- 2024
「世界の悲しい経験を減らす」というビジョンのもとに、「コンピューターサイエンスがもたらす知能で安全に関わる全ての人の能力を最大化する」をミッションとして、世界の犯罪を減らすためのソリューション開発に取り組んでいる。
2024年度の研究成果に対する評価
審査委員の評価
＜Good Points＞
高精度、高速に犯罪の予測を行うシステムを開発し、ブラジル等で一定規模の実証ができている点、及び採択後に日本企業からの問い合わせが増え、国内事業展開の可能性が広がっている点が評価できる。
＜Next Challenges＞
ビジネス上の差異及び技術的な優位性を定量的に明確にする必要がある。認知度を高めなければシステムが活用されない問題があり、対象とする利用規模を明確化し、政府や自治体との連携や販売網を含めた事業計画を検討してもらいたい。
空間パターンに加えて、時間パターンも組み込む等、技術的な改善にも取り組んでもらいたい。
ICT-SUL業務実施機関の評価（研究成果に対する講評）
＜Good Points＞
高精度・高速な犯罪予測システム「CRIME NABI」の開発と、ブラジルでの実証実験が成功し、日本企業からの問い合わせも増加している点が評価できる。
Morning Pitchへの登壇やVCとの協議、大学研究者とのネットワーク構築等、資金調達と事業拡大に向けた取り組みも進展している。
＜Next Challenges＞
ビジネス上の差異と技術的な優位性を明確にする必要があり、システムの認知度向上が求められる。政府や自治体との連携強化も進めるべきである。
犯罪予測システムに時間パターンを組み込むなど、技術的な改善が必要であり、さらに広範な実証実験を行うことが重要である。