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InnoJin株式会社

  • 2024
InnoJin株式会社

私たちは健康・医療・介護の分野で、どんなにテクノロジーが進歩しても、「人にやさしい」医療を提供することを理念に事業を展開しています。
InnoJin株式会社は、順天堂大学発スタートアップとして設立されました。
社名は、Innovationとおもいやり、いつくしみという意味の仁(Jin)の造語で、「異端となることを恐れず、独創的な挑戦をする」異能人という意味を込めています。
VISION
・ヒトにやさしい医療を実現する
MISSION
・ヒトにやさしい医療の実現を目指し、産官学民の叡智が集結した独創的な事業を展開します
VALUE
・異端となることを恐れず、独創的な挑戦をする
・多様な立場のヒトと共に、新たな価値を創造する
・どんなにテクノロジーが進歩しても、常にヒトの気持ちを思いやり、敬い行動する

研究テーマ

VRを用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器の開発

VRを用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器の開発

革新的なデジタルテクノロジーを用いた医療機器の研究・開発・承認・事業化

詳しくは、STARTUP LEAGUE WEBサイトへ
STARTUP LEAGUE WEBサイト
2024年度の研究成果に対する評価

審査委員の評価

<Good Points>
VRを用いた小児弱視訓練用プログラム医療機器ならびに軽量化を図った。小児の瞳孔間距離に適した世界初の小児用HMDの開発を目指し、特定臨床研究のプロトコル策定及び小児用HMDの仕様策定を達成した点が評価できる。
<Next Challenges>
治療には長い期間が必要となるため、楽しく継続できるゲーム感が必要である。また、ゲームの専門家の助言も必要である。着実にプロダクト開発を進めている一方で、事業成長を加速させるための具体的な戦略策定に取り組んでもらいたい。

ICT-SUL業務実施機関の評価(研究成果に対する講評)

<Good Points>
小児弱視は、一定の患者数が想定されており想定ターゲットが明確である。データ蓄積の必要性という参入障壁がある中で、先行者優位性を確立している。
<Next Challenges>
VRが普及していない状況でも、患者へのレンタルや補助金による治療促進の仕組みを構築することが、継続的な課題となる。
花粉症アプリについても、プロダクトアウトの傾向が見られるため、ビジネスモデル構築と仮説検証を重視することが重要である。サービスローンチまでに眼科オンライン診療や花粉症対策支援アプリを通じた収益基盤を構築する必要がある。

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