ステルスタグ検出ベータ機の試作
高度化したICTでは人間が生活するフィジカル世界とデジタル情報のサイバー世界とのインターフェースがコア技術となる。従来、その手段であったシールやラベルには、剥がされる・流用される・目に見えるのでリバースエンジニアリングされるなどのリスクがあった。そこで、独自のプラズモニックナノタグを製品に印刷あるいは塗布し、検出される分光波形を署名とする新しいトレーサビリティ技術を創成する。本事業では、その第1段階として、モデル試料の微少領域に実装した2種類のステルスタグを簡便に読み取るステルスタグ検出ベータ機を試作する。本事業完了後には、試作したベータ機で取得したステルスタグの波形署名を用いたサプライチェーンセキュリティを世界に提案する。
